ああ 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
光る朝も 雨も虹も
今から全て 迎えにゆくよ
暗い暗い暗い部屋を作って 目を塞げば
気付かない チクチクチクチク 心は痛まない
眩しい眩しい 光遮るカーテン開くのは
他ならぬ僕だ
震えたぼくの手だ
知らなけりゃ良いことだと 逃げるのはもうやめ
醜さも不甲斐なさも 照らして飲み干したら
新しい自分だろ
ああ 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
傷の海も 悩む森も
厭わない 毒を飲んでさ
夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
光る朝に 目背けずに
今 瞬きを 繰り返すのさ
雨降らす雲を覗けば 目を打つは痛み
泥濘む足元 怖気付いたら
逃げ出したら 怯んだら 俯いたら
至高の一瞬の虹を逃すんだ
ああ 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
傷の海も 悩む森も
厭わない 毒を飲んで
さあ 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
光る朝に 目背けずに
今 瞬きを 繰り返して
何度でも 迎えにゆくよ