なぜ いまこの手と手握って
たしかめた体温を 懐かしく思うのか
なぜ 五月雨の遊ぶ深淵
微笑んだその視線に 泣きたくなる
その声で僕を呼んでくれ
誰に言えぬこの弱さが
強く立つための軸だと思い知る
違うから愛おしくなる
ただわかりたい 君と僕を
生きるほど傷が増えていく
それでも探している僕らの理由を
重ねては美しくなる
今わかりたい 叫び出したい
I'm here, I'm here
You've paid for [Dm7]it
Try to [C7]catch me
Why did it turn out like [F]this?
I'm here, I'm here
溢れるグロウ 分かれ 断つ先に宿るは
縁に また或いは適宜にと騙し軽んじた僕らに
時は恐ろしいほどにとても静かだ
放棄した意識 罰を受ける様
断絶 同じ色だけ許して
違を詰った昨日でまだ殺めるのか (tɾy to [C7]catch me, why did it turn out like [F]this?)
必然 見えすぎた解像で映し出した
痛みさえ愛と背乗りしては もう君じゃないの (もう君じゃないの)
誰に言わぬこの意識は
コンクリートの深くまで秘するのです
違うから愛おしくなる
ただ求めたい この事象を
哀しみすらも金にして
筆を執る姿こそ至高であると 言って
憂いてはゆらゆらと舞う静けさに酔う
椿もやがて落ちる
憂いては罰だけが僕ら責める
白夜をただ歩くよう
生の瞬間から僕らは知っている
最善だけを願ったはずだ
きっとどの過ちも
誰に言えぬその凡てが
知れば知るほどに僕らを青くして
違うこと愛おしくなる
ただわかりたい 君と僕を
生きるほど傷が増えていく
それを上書きするような結び目を
繋いでは美しくなれ
今わかりたい 叫び出したい