Mizuirono Kage

心がわりなら まだ救われるけれど
この気持ちを残したまま
それぞれの道にもどって
お別れするのね
結ばれるはずじゃなかった
ふたりだから
あなたに出逢うまえのこと
もう思いだせない
時計をとめる あまい魔法
私だけに見せるやさしさも
私だけが知ってる声も
想い出にするには まだ早い
胸のいたみがささやくの
みずいろの影 追いかけて

こわれそうな夢
ちぎれそうなこの心
たぶんあの頃より ほら
臆病になってる
謝らないで 泣いちゃうから
うしなうことでしか気づけない
私はまだ
子どもだったけど
あなたのやさしさにつつまれて
しあわせだった日々たちが
早く昔になればいい
音もたてないで
時は流れてゆくけど
ずっと変わらないものがあると
信じてもいいでしょうか
さだめと知ってても許せない
私のこと
見ないふりしたあなた
最後のやさしさね ありがとう
胸のいたみが 疼くけど
歩いてゆくわ ひとりで
みずいろの影 追いかけて
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