君の目を見て
僕は魔法にかかっちゃったんだ
擦れ違い様に 凍りつき
膝から崩れ落ちた
そんな僕なんて
君は気にもかけず去ってった
振り向き 目で追いかけた
膝の砂 払いながら
叶わぬ恋だとか 周りは言うけれど
誰も敵わぬ程 今 君に
恋してんだもんね!
あなたの名前も分からないまま
廊下の隅っこで
「あんまり私を
ジロジロ見ないで!!」
僕は静かにうつむいた‥
そんな言葉で
僕はプラスに変わっちゃったんだ
擦れ違う度に見つめてた僕に
気付いてたんだ
「(僕の目を見て 君は魔法に
かかっちゃったんだ‥!)」
ココロで呟いてみた
「‥んなわけない! 」と
笑いながら
叶わぬ恋だけに 周りも燃えている
「焦るな!」「迷うな!」とか
どうだとか
信じないんだもんね!
気付けば周りの誰もが
あの娘を見る目の奥に
ハート形のネオンがキラキラ
僕は静かにうつむいた‥
アダムとイブの様に
この世に二人きり
あの娘の目には
僕しか映らないのなら良いけど‥
現実は 舌出した オオカミ野郎が
今日もあの娘の事 狙ってるよ
"恋"ってそんなもんね!
「あなたを誰にも渡さない!」
思うだけじゃ つまらない
「あなたを誰にも渡さない!」
言葉にして 今すぐに
瞳にかかった魔法が
奇跡の風吹かしたよ
握った両手を背中に回して
君は静かに目を閉じた‥
そのスキに キスをした ...
