その命が走り出す為に 数えきれない程の
走者達が繋いできてくれた 一本のバトンには
握りしめて窪んだ跡や 何度も落とした傷
生き抜いた その証を受け取って
この坂道を 駆け上がるんだ
いつかは君も 誰かに手渡す時が来る
まだ何も見えない
小さな手のひらに
振り向かなくて良いように
ゆっくりと渡すよ
真っ直ぐ 力一杯
走り出せるように
何百周も昔 このカーブを曲がった走者が
つまずきそうな時に吹いた
一陣の強い風が
向かい風で良かった
苦しかっただろうけど
体を立て直して
走り続けてくれたから
今 僕は生きてる
いつかは君も 誰かを愛する時が来る
まだ誰も知らない 二人だけの色になる
巡り合い ぶつかり合い 混ざり合い 進もう
生まれる新しい道に コースなど要らない
追い越される度 息が切れそうで
肩落とし 空を見上げた
少し前の自分 追いかけても
後戻りできる道など無いなら
前に 前に進む my [A]aim is tɾue
いつかは君も 誰かに手渡す時が来る
まだ何も見えない
小さな手のひらに
振り向かなくて良いように
ゆっくりと渡すよ
真っ直ぐ 力一杯
走り出せるように
何度でも バトンを支えに
立ち上がれるように